看護師が一人暮らしを希望する理由は人それぞれですが、就職とともに一人暮らしを始めたい場合は、早い時期から職場探しを始めることがとても重要です。
例えば、若手からベテランまで看護師を歓迎している医療機関の中には、終業後や休日にしっかりと体を休められるよう、設備が整った職員寮を完備している職場もあります。
特に、常勤の看護師として夜間や早朝の勤務を担当する機会がある人は、通勤事情などを考慮して職場の近隣に職員寮があるかどうか確認をしておくといいでしょう。
また、職員寮に入居する際に掛かる費用や毎月の家賃、光熱費などの金額は、職場によって大きな差があるため、疑問点があればすぐに問い合わせることが大切です。
職員寮がない医療機関の中には、マンションやアパートを借りて自分で一人暮らしをする看護師のために、月々上限5万円までの住居手当を支給している場合も少なくありません。
しかし、住居手当の支給条件については、それぞれの医療機関の方針や雇用形態、勤務体系などによって異なるのが実情です。
そのため、気になる医療機関の手当や福利厚生を前もって調べておきましょう。
これまでに一度も一人暮らしをしたことがない人や、入居後の注意点について知りたい人は、実際に長く一人暮らしをしながら医療現場で働いている看護師の体験談を参考にしてみましょう。
そのほか、若年層の看護師を対象としたセミナー、座談会などに参加してみるのも有効です。